DEICY2019
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2DR-900 はDEICY DR-600 シリーズと共通のAR-60シリーズ入力モジュールを8つのスロットに収納し、DR-600の2倍の2.56MB/s*のデータ収録スループットを持つ多チャネル・多用途・高速レコーダです。オンラインデータ収録モードでは、付属のDR600CTL プログラムを用いて、Ethernet インタフェースにより、Windows PC にリアルタイム転送、オンラインモニターとデータ収録ができます。オフラインモードでは、フロントパネルまたはリモートコントロールユニット(オプション)のボタン操作で内蔵SSD にデータ収録を行うことができます。(* ネットワークの状態や接続するPC の性能に依存します。)オプションの同期収録ユニットを使用した複数台の同期収録により300chを超えるデータ収録にも対応。さらに最長40m内に複数のDR-900を分散配置できる同期ユニットオプションも用意しています。 豊富な入力モジュールを組み合わせて使用DCブリッジ方式動ひずみ/DC電圧、ACブリッジ方式動ひずみ、アンプ内蔵圧電型センサ、熱電対、周波数/パルスカウント、CANなど数種類のチャネル入力モジュールを取り揃えています。計測対象信号の種別と必要チャネル数にあわせて、これらの入力モジュールを組み合わせてシステムを構築します。 収録データはWindows PCまたは内蔵SSDに保存付属のコントロールプログラムで、Windows PCでデータモニターを行いながら、PCのディスク媒体に直接オンラインデータ保存ができます。また、本体またはリモコン(オプション)のボタン操作により、オフラインで本体内蔵SSDへのデータ収録も可能です。SSD上の収録済データファイルは、オンラインでWindows PCにまたはDR-900本体のUSBに接続したUSBメモリーに本体ボタン操作でコピーできます。 設定・収録・モニター、波形表示解析プログラムを標準装備収録条件の設定、データモニターと収録を行うコントロールプログラム、収録後のデータファイルの波形表示と解析を行う後処理プログラムを標準装備しています。収録から解析まで一貫して行うことができます。 オフライン操作5 インチ WVGA 液晶ディスプレイ(800 x 480 ピクセル)を搭載したDR-900はPCを接続することなく、本体フロントパネル面ボタン操作によりスタンドアローンでも使用できます。収録中のデータモニターも、数値、バーグラフ、または波形の表示を行うことができます。(ただしこれらのデータ表示にはサンプリング種端数の制限があります。) 同期ユニットDR-900と旧モデルDR-600を混在し最大7セットの同期収録の可能な同期ユニットSN-96Dと、複数台のDR-900を40m以内にデイジーチェーン接続して使用できる同期ユニットSN-90EXTと接続方法により2種類用意しました。■ 2.56MB/s(20kHz サンプリングで64ch 収録に相当)の高スループット収録■ オンライン収録または内蔵SSDへのオフライン収録■ 動ひずみ計測64chまたは加速度計測72chをA4サイズに■ 豊富な入力モジュール、動ひずみ・DC電圧・加速度・回転・熱電対・CANなど■ 複数台・分散同期収録で300chを超える収録多チャネル・多用途データ収録システムDR-900 Series

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