DEICY2019
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65シグナルコンディショナソフトウェアセンサ鉄道 極大極小法(Peak Valley)解析波形の正傾斜から負傾斜に移行した点を極大値(Peak)、負傾斜から正傾斜に移行した点を極小値(Valley)として抽出し、該当するセルに計数します。計数する範囲、全領域、正領域、負領域、と絶対値化の有無により、異なる計数法の選択が可能です。 最大最小法(MIN MAX)解析波形のゼロを正傾斜で過ぎってから再び負傾斜でゼロを過ぎるまでの最大値(Max)、ゼロを負傾斜で過ってから再び正傾斜で過ぎるまでの最小値(Min)を抽出し該当セルに計数します。解析波形のゼロを正傾斜で過ぎってから再び負傾斜でゼロを過ぎるまでの最大値(Max)、ゼロを負傾斜で過ぎってから再び正傾斜で過ぎるまでの最小値(Min)を抽出し該当セルに計数します。最大最小法では計数する対象範囲別に3種類用意されています。 振幅法(Amplitude)解析波形の隣なり合った極大値、極小値から求めた振幅(極大値 – 極小値)を抽出し、セルに計数します。解析範囲の開始/終了点を含めて解析します。 トルク累積回転数法解析波形を時間率頻度と同じ方法で解析しますがセルには、その地点での回転数チャネルの値(回転数Chの値rpm/60×サンプリング周期)としたサンプリング周期あたりの回転周波数を加算します。ただし、サンプリング周期の単位は精度確保からms(ミリ秒)として演算しますので、セルに求まった累積回転回数(Hz)を1/1000とし、さらに累積回転数(rpm)に変換するためには、その結果を×60します。S軸(セルの値)はトルク軸となり、N軸(セルの計数値)は、累積回転回数となります。

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